もっと早くビットコインを買っておけば良かった。

5年前の自分に伝えたい。ビットコインを買えと。
なぜ、あの時ああしなかったのか、あるいはなぜあの時あんなことをしてしまったのか、などふとした瞬間に誰もが後悔とともに思い返すことがあると思います。
僕にとってその一つがビットコインです。2017年ころに知人がビットコインを買い始めて、その知人がSNSにチャートの値動きをアップしていて、それを見てあんな実態のない詐欺コインを買うなんて、信じられない、金をどぶに捨てているようなものだ、いつか価値がなくなって大損するに決まっている、などと決めつけていました。当時は1ビットコイン100万円くらいだったと記憶しています。それが今では10万ドルなので、日本円で1500万円前後くらいまで値上がりしています。ああ。。あの時買っておけば。
ブログを始めようと思ったきっかけ
当時の僕はビットコインのことを全く分かっていませんでした。なんとなく気にはなっていたので、アマゾンで検索して本を取り寄せて理解しようとはしていましたが、ビットコインというより、ブロックチェーン技術について詳しく書かれていたり、本を読んでもその本質が何なのか、ということは結局わからずじまいでした。
試しに2022年に4000円分くらいビットコインを買ってしばらく値動きを見ていましたが、いつの間にか、その値動きを見ることもやめていました。2024年に久しぶりに見てみたところ買値の3倍近い12000円くらいまで上昇していて驚きました。コロナ明けの2022年以降、日本円の価値が対ドルで110円前後から140円と急激に安くなっていったのと対照的な値動きでした。
僕は思いました。これは自分の知らない何かが起きているに違いないと。
ビットコインについて学んでいくうちに、ビットコインの革新性に気が付き、少しずつ購入を進め最終的に300万円分のビットコインを購入しました。もっと早くこの発明の価値に気が付いていれば、よかったなあとよく思います。
5年前の自分に向けて伝えたい記事を書いていけば、それはまだビットコインを購入しようか迷っている人の役に立つのではないかと思ってブログを始めることにしました。
ビットコインを通して経済を学ぶことが大事
結果としてビットコインを買わなかったとしても、通貨の歴史、法定通貨や為替制度、また国家がそれらを管理することの意味などを考察することによって、我々のおかれている立場をより鮮明に理解できると思います。場合によってはビットコインではなく金を購入しようと考えるようになるかもしれません。
ビットコインを学ぶ時の障壁は英語
ビットコインを学ぼうとしたときに、障壁になるのが英語だと思います。日本語でいろいろ情報を探しましたが、一番わかりやすかったのは『ビットコインスタンダード』(ミネルヴァ書房)で、他には英語の本は多数出版されているようでしたが、日本語ではあまりなさそうでした。なので、本ブログでは、ビットコインについて書かれた英語の本を日本語に訳していって紹介しようと思っています。ブログ運営を通して、ビットコイン、経済、英語を学んでしまおうという欲張りな企画です。お付き合いいただけましたら幸いです。
次回以降、まずは『ビットコインスタンダード』を要約しながら、ビットコインについて理解を深めていきたいと思います。